週末が雨でガイド泣かせの季節。散々思案した挙句中止にした双六岳山行は、蓋を開けれ見ればまあまあのお天気で、2年越しに残雪の双六岳を狙っていたお客様には、とても申し訳ないことをしてしまいました。山の天気は行ってみなければわからない、なのですが、やはり毎回迷ってしまいます。

お客様には申し訳なかったのですが、その週末が開けた平日に偵察を兼ねて双六小屋から西鎌尾根を歩いてきました。

西鎌尾根は北東側斜面にまだ残雪が多く夏道が隠れていて、雪面のトラバースやルートファインディングしながら槍ヶ岳を目指しました。千丈乗越から肩の小屋までは夏道でした。GW期間中はスキーで踏破する方もいるのですが、この季節は誰も歩いていません。静かな山歩きが楽しめました。

毎年6月10日に小屋開けする双六小屋には、いつもこの時期にお世話になっています。一つでも営業している山小屋があるとないとでは、山に入る時の安心感が違います。

双六小屋が管理する小池新道は、7月10日前後の本格的なシーズンイン合わせて整備れますが、雪崩地帯を通過するこの登山道は山小屋スタッフの懸命な補修手入れがなければ我々が歩くことができません。地道な作業が積み重ねられた山道を歩くたびに、感謝の念が湧きます。

一雨ごとに雪が消えていく季節ですが、森林限界以上の残雪、今年は例年より多めかもしれません。